これまでいろいろな方と名刺交換をしてきましたが、大企業はともかく、個人や小規模で仕事をされている方がWEBアドレスを載せている場合は、必ずチェックするようにしています。
見ると、サイトには必ずブログページがついているんですが、たいていの場合、私が見た時点ですでに1年ほど更新は止まっています。なぜ更新しないのにブログページをつけるのか。単にSEOのためか?と疑問だったのですが、自分がぜんぜん投稿しない状態になって、よく分かりました。
まずWEBサイトは、2年もあれば、じゅうぶん古びてしまいます。
コーディングを始めて最初に作ったサイトなので酷いコードだし、モバイルファーストどころかモバイル対応していないし、仕事実績は結構増えたし、いま私はこのサイトを作り直したくて直したくて仕方ありません。しかし一から作り直す機会がなかなか持てない。という状態で、ブログだけ更新したら、アッこの(古い)サイトは現役なんだ、と思われてしまうのがつらい。
つぎに、これはあくまで仕事用のWEBサイトということです。
書いているうちにネタがなくなるというか、仕事のことについてばかりも書けないし、どんどんプライベートで感じたことを書き始めるんですけれど、それってhatenaでよくない?というような内容になってしまう。だからといって、ライティングやデザイン、コーディングのTipsを書くのも味気ない。良い感じのコラムを良い分量で、ある程度の質を保ちつつ適度に軽い読み物として書く、というハードルが自分の中で高くなってしまいました。
さいごに、これはあらゆることに対して言えますが、適度な間隔で書き続けることのむつかしさ。継続って本当に力ですね。アクセス稼ぎに色々の小細工を弄しても所詮は仮初め、結局のところ、毎日更新を続けているサイトには叶うものはないでしょう。でも何かの記録とか、雑記のような日記とか、営業ブログとか、そういうのならまだしも、前述したような内容を書き続けるのはきつい。いや、どうでしょう。記録でも、毎日つけるのは結構つらいものがあるかもしれません。習慣化できないと続かないでしょうね、きっと。
しかし私は日記を更新することにしました。なぜなら、なぜかは本当に謎なのですが、毎日数人は見てくださっているようなのです、このサイト。そのおかげか(?)”井上結貴”で検索すると、Googleの検索結果の1ページ目に出てくるようになってしまいました。自分のPCを使っているからかも、と別のIP環境下にある夫のPCでも試しましたが、やはり結果は同じ。私と同じく、名刺をもらったらWEBサイトをみる習慣の方が、世の中には意外といらっしゃるのかもしれません。
というわけで、軽い気持ちでまた書き始めてみようと思います。